第5回シモツケカップ鮎全国大会in神通川(詳細)

釣り三昧

2013年08月23日 19:14

2013/8/17(土)

第5回シモツケカップ全国大会が富山県の神通川で開催されました。

場所は富山空港の目の前!
鮎釣りをしながら迫力ある旅客機の離着陸を観れます( ´艸`)

さて下見はまた後日として、大会当日を書きたいと思います(笑)

苦節5年!出場回数もしや最多?
ようやく念願叶って益田川でシモツケカップ全国大会への切符を手に入れる事ができました(^_^;)
しかも全国大会会場は神通川!

天然の北陸河川は相性が良い(と思っている)私(≧▽≦)
下見に入る前から勝負所は考えてました。
自信もバッチリ( ´艸`)
それは何故か?
今年から少しルールが変わって、参加選手は39名
一回戦は13名×3ブロックで、各5名までが準決勝へ進めます。(タイは早掛け)
準決勝は同じブロックで、勝ち上がった5名×3ブロックで試合をし、各2名が決勝戦へ進めます。
ちなみに昨年までは準決勝で各1名が勝ち上がって、3名での決勝戦でした。
なので決勝戦へ残る確率は高くなっていたので、自信はあったのです( ´艸`)
しかし最終的にこのルール変更が首を絞める事になろうとは・・・( ・_・;)

さて試合当日
前日より兄も応援に来てくれました。

受付をします。
前日までは無かった朝から強風(゚Д゚;)ナンデ?
使用する竿選びも重要になります。
予定通りブラックバージョン90でいくか?
相模川のJCで活躍したマロニエバージョン80でいくか?
悩んでいると「85あるぞ?使うか?」と社長や部長、副会長など皆さん声掛けてくれました(*´∀`)
しかし慣れない竿でやりきれる程ではないので遠慮して、予定通りブラックバージョン90でいくことにしました。

そして運命のブロック分け抽選!

私の狙いはBブロック。
ある場所に入れば動かずに数釣れる所が有りました。
第2候補はAブロック。
前日夕方にエリア分けされてたので1時間ちょっと竿を出し、時速20は出たので、Aならばその辺りに!
入りたく無かったのはCブロック。
なぜなら殆どBブロックしかやらなかったので(^_^;)

そして抽選すると「A-7」
もし朝から川が混雑していたらかなり微妙な入川順(*_*)

Aブロックの役員は我がFTOの小川副会長と小林さんです。プレッシャーもありますが、心強いです
「頑張れよ!」と声援もいただきました。


集合写真

さぁブロックへ移動し、おとりを選び試合開始です!
第1試合はおとり配布から帰着までの2時間勝負!

川に出ると一般のお客さんは少ないです。
そして狙いの場所辺りにはシモツケアドバイザリーの鎗水さんが居ました。
並ぶと潰しあいになってしまうので、私は右岸へ川を切ります!

後からもう1人私の後から渡ってきました。
「こちらなら動けますね」と会話をし、その選手は少し上流へ行かれました。
私はある程度狙っていたポイント近辺です。
私がポイントに着きタックル準備をしている頃には左岸の選手はすでに釣り始めてました(^_^;)
ちょい焦ります。

先ずはおとり替えの為、ちょっとした棚を軽く引きます。
するとわりと早い反応でおとり替え成功(*´∀`)


それからはヘチ寄り、流芯等色々な筋を引きそろそろ終了。

ちょっと時間かけ過ぎてしまい、急いで川を渡り護岸を小走りし検量に間に合いました(^_^;)

Aブロック1回戦の結果は
1位・私で33匹(^^)v
2位・台湾チャンプ蔡選手20匹
3位・鎗水選手18匹
4位・鈴木選手16匹
5位・藤田選手14匹

次は勝負所の準決勝です。
同じブロックで残った5名から2名が決勝戦へ進めます。
試合時間はオトリ配布からホイッスルまで。

再抽選の結果3番手・・・
まぁ5名ですから問題なしです(^_^)?

私の入った場所は1回戦と同じ所に行こうかと思いましたが、一般のお客さんに入られてしまっていたので、
1回戦で最初にやろうとしたポイントにしました。
ある程度立ち込み流れのあるポイントを攻めます。

同じ筋の下流には鎗水選手が並びます。

私はどんどん攻めて早めにおとり替え成功(^^)v
続けて3つ掛かりますが、勝ち上がる為にはイマイチなペース・・・
すぐ下流には鎗水選手が居るためやはり潰しあいになってしまうので、意を決して再度対岸へ渡りました。

そして1回戦では殆ど竿を出さなかったザラ瀬でやるとすぐに掛かります(*´∀`)


ヘチの方が掛かるようです。

複合張っていたのでナイロンに替えたかったですが、時間が勿体ないかな?とそのままで泳がせ掛けます。

もちろん掛かりますが、ちょっとしたら複合から高切れ(^。^;)

「よし!これでナイロンに替えられる(*´∀`)」って思いました(笑)

それからはナイロンでムチャ掛かり(≧▽≦)

上飛ばしでも、岸に上がって超ヘチでも、「ここは居る!」て場所でもバンバン掛かります(*´∀`)

竿は軽く短めに持ち、丁寧に釣りました。

しかし1時間ちょっとした頃からは飽きてきてしまいました(^_^;)
すると割と型の良い鮎が掛かり抜くとキャッチミスしてしまって、掛かり鮎は捕りましたがおとりを受け損ない、
中ハリスが切れてしまいました。

仕掛けを張り直して再開すると直後に出し掛かり!
「めんどくせー( ̄。 ̄;)」とか思いながら溜めてるとまたもや高切れ(゚Д゚;)
「めんどくせーとか思っちゃダメだな…」てまた張り直し、残り時間をキチッと釣りました(^_^;)

結果、高切れ2回に、タモから飛び出し1回(゚Д゚;)、バラシ多数にも関わらず込み41匹(^^)v
ギャラリーの方々がどよめきました(^。^;)

祐次さんにも「○野さんうまいわ~」なんて言われちゃいました(≧▽≦)

小林さん、検量大変だったと思いますがありがとうございました(^_^;)

私はキッチリ1位で準決勝通過(^^)v
2位は藤田選手で30匹でした。

本部へ戻ると社長や部長を始め、沢山の方に「次も頑張れよ!」て応援していただきました。
社長に至っては(ユンケル)まで頂きました(*´∀`)
そしてチーム選手権の時にも言ってくださった、
「勝てば好きな○やるぞ!」を言われました(*^^*)
その言葉に対し私の返しは「また4位になっちゃいますよ~(*´∀`)」

・・・今思えば、そんな返しでなくて、「でしたら○○用意しといてください!(^^)v」とか言えば良かった(T_T)

兎にも角にも念願の決勝戦です!

決勝戦通過者は
Aブロックからは
1・私41匹、2・藤田選手30匹

Bブロックからは
1・大金会長47匹(゚Д゚;)、2・南選手46匹(゚Д゚;)なんとも物凄いハイスコア!
ここに森岡達也選手が33匹持ってきてたそうですがその釣果でも残念ながら敗退。。。
流石名手のハイレベルな戦いでした。

Cブロックからは
1・塩島テスター31匹、2・辻選手27匹

去年までのルールでしたら私、大金会長、塩島テスターの選手での決勝戦で、1番最高な決勝戦だったのですが。。。
でも決勝戦の枠が広がった事で余裕ができ、自信を持って試合を出来たんだと思うと、これも良かったんだと思います。

決勝戦の入川順は、抽選で私は4番手
名手相手になかなか厳しい入川順です( ・_・;)
ましてや私の想定してた決勝戦エリアとはちょっと違ったのです(*_*;
狙いのポイントはエリアに入ってませんでした(泣)

とはいえ仕方ありません
さぁおとりを各自で取りポイントへ散らばります。

私の審判はまたもや小林さんです。
心強いです(^_^)

大金会長は1番入川で、瀬肩に行かれました。
ついで南選手、辻選手と続きます。
もちろん私も右岸へ渡る為皆さんに付いて行きます。
塩島選手はおとり配布前、最後入川の藤田選手は誰も行かなかった際下流へ行ったようでした。

大金会長は予定通りのポイント。
私は「見かけ倒しのあのポイントへ行きます(^_^;)」と大金会長に告げて川を切ります。

南選手、辻選手、私と川を切って行きますが、南選手が私の狙っていたポイントの上に!
辻選手はその南選手に向かいあうような感じで川に立ち止まりました。

私は「2人ともマジかぁ(+_;)」と思い、仕方ないのでもっと下流へ行き勝負を賭けます!
(勝負に徹して一声かけて、間を空けて入れば良かったと後悔。。。)

いよいよ決勝戦開始です。

私はへち際を引き飛び付きを狙うためどんどん移動します。
しかし養魚なため一向に掛かりません( ・_・;)
背針を打とうかと考えたのですが、打ちませんでした。
打っていたらまた違ったかもです。

一通り攻めましたが当たりすら無し。
ちょっと上流へ上がり攻め直すも釣れる気配なし。
またヘチを狙うと・・・ついにビリ鮎か!?

しかしボウズハゼ(T_T)
続けてもう1匹(>o<)

さすがにこれではムリ(;´Д`)
思い切って上流へ移動します。

仕掛けをナイロンに張り替えて、分流へ落ちる瀬肩まではエリアなので狙います。
ただし朝投網を打つし、養魚なため掛かりません(>_<)
水位が高かった時に掛かったアシ際まで攻めるがダメ

次に色んなお客さんが良く釣っていたトロで泳がせますが、ただでさえ青白いおとりなので掛かりません(T_T)
追われたのか、群に入ったかのような反応は有ったんですが・・・

もうじき1時間経ってしまいます(;´Д`)ヤバい!
審判の小林さんもまだ1度もカウント出来ないし・・・(*_*;スミマセン

すると南選手が最初に入っていたポイントより上流へ動き始めていました。

「よし!」

と最初に入りたかったポイントへ移動します。
ビリ鮎ですが沢山いますが、ポイント的にも意外と見かけ倒しなんです。
それでももうココしかない!


弱りかけていたおとりを出すと・・・ん?
オスとメスじゃん?(゚Д゚;)今頃気づいた!
ならばとメスっぽい方に願いを託しておとりを流れの際に沈めます。。。

「神通でこんな事あるのかよ~!(>o<)」なんてブツブツ言いながら待っているとちょっと反応あり?
竿を立てるとなんとなく重い?

ヨッシャ!(;´Д`)やっと来たぁ~!
落ちるなよ~(゚o゚;)


と慎重に抜いてキャッチ(*'▽'*)
正直「ボーズは免れたぁ~(^.^;」と思い、「あと2~3匹位は釣れるだろう」とちょっと安心しました。

所が天然に交換すると小さいのがかなりバレてしまいますが、ポロポロ掛かります!

「こりゃあ巻き返し出来るんじゃね?」
と思い、細かく丹念に探ると入れ掛かりモードに入りました!(^^)!

「オセーヨ!やっぱおとりかぁ(+_;)」と嘆きましたが、落胆している暇はありません!
兎に角探り掛けまくります!


ある程度瀬肩を攻めた後、今度は絞り込みの脇の段々瀬の壺を狙うため、
目印を低くし、背針を付け、丹念に壺を1つ1つ攻めて入れ掛かりさせます。



(この時気づきましたが、ベストを替えた為、鉛、背針を入れ忘れてました(^-^;)
辛うじて1回戦の時に外した背針が1つ帽子に刺してあったのでした(汗))


探り終えるとまた瀬肩へ上がり釣り直します。

流石にポツポツになります

もう時間が無いため段々芯に攻めていき、ポロポロ

最後の追い込みでタイムアップ!

やれるだけの事はやりました!
観ていたギャラリーの方は楽しめたのでは?(笑)

辻選手、大金会長は釣れているのは分かっていたので、あとは他の選手の釣果次第では劇的な逆転表彰台もあるか?

いざ検量です。

1番手は大金会長です
検量すると21匹!

次は南選手です
タモにあけるととてつもない数の鮎が(゚〇゚;)
検量されるとなんと41匹!
私は同じ右岸で釣っていたのでわかりませんでしたが、ギャラリーの方に後から言われましたが、
南選手は最初瀬肩である程度釣った後、私が1度は移動したトロ場で入れ掛かりモードに入ったそうでした。
やはりおとりが違うとこうも違う結果になってしまうと痛感させられるのでした(;´Д`)

次は辻選手
こちらもドサッと鮎が出てきました(゚Д゚;)
検量すると32匹!
流石名手の釣果です( ・_・;)

次は私。。。
タモにあけるとなんとも淋しい釣果です(T_T)
とは言っても一時はボーズも覚悟した決勝戦。
サイズは小さいがそれなりに巻き返しました!
小さいサイズが多いため、水戸部審判が確認しながら検量してくれます(^-^;)
そして数え終わり23匹!
最初の1時間ボーズから時速21匹と良く追い上げたもんです(^。^;)

私は現在3位です(゚o゚;)

次は塩島選手
やはりおとり替えに苦労されたようで、最初の1匹は40分経ってからだったとか・・・込み19匹
お互いに苦労しました。

いよいよ最後の藤田選手の検量です。
タモにあけられると。。。ドサドサっと(゚〇゚;)・・・
完全に負けました(>_<)
数えなくてもわかります

それでも検量を見守ると39匹!
見事辻選手を押さえ準優勝です。

最終結果は


優勝・・・南選手41匹!
準優勝・・藤田選手39匹!
3位・・・辻選手32匹!

4位入賞・私23匹
5位入賞・大金会長21匹
6位入賞・塩島選手19匹

昨年までの決勝戦だったら劇的な逆転優勝だったのに(>_<)←まだ言うか(笑)


私自身、当初から自信あったように1回戦、準決勝と完璧な?試合運び出来たのに、
なぜ大事な決勝戦の前半1時間を無駄にしてしまったのか(>_<)
なぜ最初のおとり替えを慎重に行わなかったのか・・・
課題が沢山見えた大会になりました。


ちなみに総釣果はオトリ抜きで
南選手・・・・101匹!!!なんと試合で束釣り達成の脅威です
次は私で・・・91匹!!
大金会長・・・80匹!
辻選手・・・・・78匹
藤田選手・・・77匹
塩島選手・・・70匹
でした

賞状とカップ

副賞はカーボンロッドケース&マルチトートバッグ&鮎ベルトでした(^^)


応援してくださったFTOや鮎三昧の皆さん。
そして特に酷暑の中、沢山写真を撮ってくれてずっと張り付くように応援観戦してくれた兄。
最高の結果を出せず本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
そしてありがとうございました。
昨年のチーム選手権でも個人賞を取り、今回も1回戦、準決勝を1位通過と良い所も見せれましたが、
詰めが甘かったので、次回は表彰台を獲得出来るようさらに頑張ります(*^^*)

最後になりましたが、酷暑の中大会運営に携わった社長始め部長、スタッフの皆さん、
役員のテスターの皆さん大変お疲れさまでした。
来年も選手としてあの場にいられるよう出直します。
ありがとうございました。



ちなみに今年のシモツケカップは鬼怒川こそ1匹足らず1回戦敗退でしたが、
益田川は1回戦「1位」通過
    決定戦「1位タイ」通過
神通川は1回戦「1位」通過
    準決勝「1位」通過
と、これで優勝だったら完全勝利だったのになぁ(;´Д`)ザンネンでした






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